やすの銭湯日記

2000年2月27日
ゆーザ中井

新宿区中落合1-13-8

「ゆーザ中井」という名前からして何だか気になる銭湯だった。「ザ」が片仮名なのも謎だ。この銭湯は知り合いが既に訪れていて雰囲気はわかっていたのだが、とりあえず気になる銭湯は制覇しておくことにした。

外観を見ればわかる通りかなりモダンな造りで、のれんがかかっていなければ銭湯には見えないだろう。入口を入ってもロビーはおしゃれだ。雑誌などが並んでいる休憩用のテーブルはどこかのレストランの一角にありそうな感じさえする。

サウナ料金が入浴料別で六百円もするのはちょっと高いが、今日はサウナに入りたい気分なので、合計九百八十五円を払い、タオルを受け取る。脱衣場はかなり狭い。ビル銭湯だから仕方ないのだが、ここの場合はその分浴室とサウナに面積を割いているようだ。

浴室は入口横に水風呂、その横に立ちシャワー、右手奥にカランが並び、左手は手前にサウナ、奥に湯舟というレイアウト。湯舟から見えるところにテレビがあり、サウナの中にもテレビがある。サウナの中にいるとテレビの音も聞けるのでついつい長く入ってしまいそう。広さも十分にあり、十人弱はいけそうだ。カランの方はほとんどうまってしまうくらい混んでいたのだが、何とか一つ確保した。使い勝手は悪くないのだが、残念ながらカランの湯が非常にぬるい。これはちょっと不満だ。

湯舟はかなり広くて、開放感は抜群だ。各種泡風呂がついているが、泡にあたるために端の方に座ってしまうよりは真中で手足を思う存分伸ばしているのが気持ちいい。

それにしても混んでいたなあ。繁盛しているっていうことはいいことなんだけどね。



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