やすの銭湯日記

2000年3月1日
千代の湯

目黒区鷹番2-20-3

今日は年次休暇をとったので、のんびりと銭湯に行くことにした。もちろん銭湯に行くために休暇を取ったのではない。別の用事で目黒の方に行かなければならなかったので、ついでに東急東横線の学芸大学駅前の銭湯に行ってみた。

ビルの一階の入口を入ると魚の入った水槽が並ぶロビーがあり、正面にフロントがある。お金を払って右手の男湯に向かう。それにしてもなかなか立派なつくりだ。

天井の低いビル銭湯だが、設備が比較的新しいのが救いだ。この銭湯の売りは「オール軟水使用」。湯舟の湯はもちろん、カランから出る水もシャワーの水もすべて軟水である。いくつかそういう銭湯はあるが、今回はちょっと久しぶりだったので、ちょっと楽しみだ。

軟水を使っていると、石鹸の泡立ちがやたらいいことに気づく。壁に書かれた注意書きにも、シャンプーは通常より少なくて大丈夫だとある。そういえば、壁にいろいろと書かれた筆書きの文章は非常に達筆である。ご主人の字だろうか。読みやすくて、雰囲気もあり、なかなかいい感じだ。

軟水は好評だという話をよく聞くが、どうも気に入らないことが一つある。それは、石鹸を流した後にもなんとなくぬるぬるが残ってしまうのだ。すすぎの力が弱いという感じ。カランの水とシャワーは普通の水にして、湯舟のみ軟水でもいいのではないだろうか‥‥。



yasunori@kimuralab.org