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1999年7月6日
練馬区北町6-4-13
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大学時代の友人から携帯電話に連絡が入った。久しぶりに会うことになったので、夕飯でも一緒に食べるか、じゃあついでに銭湯も、ということで、早速銭湯めぐりをすることになった。
実はこの友人も銭湯好きで、よく行くいい銭湯があると以前から教えてもらっていたのだった。自動車に乗ってたどりついたのは「ゆーぽっぽ」。何ともユニークな名前だ。そして名前からも想像がつく通り、最近立て替えられた新しい建物だ。
券売機で入浴券を買ってフロントに出し、五円のお釣りをもらう。しかし、この銭湯は入浴料だけ握って行くわけにはいかない。なぜなら、下駄箱の鍵をかけるために百円硬貨が必要なのだ。鍵を空けたときに戻ってくるのはいいのだが、たまたま硬貨が手もとになかったりするとちょっと面倒かも。
さらに脱衣場のロッカーにも同じように百円硬貨がいる。これはかなり面倒だなあ。それとも慣れれば平気なんだろうか‥‥。しかもロッカーが小さい。今は夏だから服の量も少なくていいけれど、冬はきついだろうな。仕事帰りに寄ったりしたら鞄が入らない。
散々文句をつけたが、浴室の雰囲気はかなりいい。入口をはいって左手にカランとサウナ、右手に湯舟と露天風呂という配置になっている。今回はサウナはパスしたが、ちょっと見た感じではサウナの中も清潔で明るい感じがした。カランも使いやすくてよい。私は好きではないが一つ一つ仕切られたカランもあった。
露天風呂は滝のように上の方から湯が流れ込んでいて打たせ湯のようにすることもできる。それ以外には特に特徴もないがやはり露天は気持ちいい。上を見ると開閉式の布ばりの雨よけがついていた。
湯舟の方はというと、泡風呂の横に薬湯がある。ちょっと熱めの薬湯が心地よい。
風呂も上がってのんびりしようとロビーへ行くと風呂上がりのお客さんがジョッキでビールを飲んでいる。ここはフロントで飲物がいろいろ頼めるのだ。これはかなりポイント高いかも。風邪気味の私はこれから食事に行くこともあって遠慮しておいた。
友人がわざわざ連れて来るだけのことはあって、いい銭湯だ。
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