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1999年8月16日
杉並区高円寺南4-39-17
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昨日はひどい雨だったのだが、今日は朝に降っていた雨が昼過ぎにはすっかりやんで天気がよくなった。日曜日の夕方、思ったよりは暑くない中を銭湯巡りに向かう。つかさ湯は中央線と環七通りの交差している所にある。中央線の電車の窓からも見えるし、環七通りを車で走っている時にも見えるため、以前からかなり気になっている銭湯だったのだが、まさか自分がこの近くに引っ越して来るとは思わなかった。この銭湯まで、家から歩いて七、八分しかかからない。
つかさ湯のあるビルは一階がコンビニエンスストア、二階が銭湯、そして三階はサウナになっている。二階の入口とフロントは銭湯とサウナで兼用になっているのだが、雰囲気はすっかりサウナの受付だ。並んでいる下駄箱が唯一銭湯っぽさを残している。お金を払う時に下駄箱の鍵と引換にロッカーの鍵を受け取る。やっぱりサウナっぽい。
脱衣場でもすっかりサウナの気分。なぜならロッカーの形が通常の銭湯とは明らかに違うのだ。細長い縦型のロッカーで、中にはハンガーが一つ。確かにサウナ付の銭湯にいくつかこういうロッカーがあることもあるが、全部そういう形になっている銭湯は初めてだ。もともと三階のサウナがメインということなのだろう。それとも、二階も以前はサウナの一部として営業していたのだろうか。
浴室は中央に湯舟があり、壁に向かってカランが並ぶタイプ。カランの形は通常の銭湯なのだが、すでにすっかり先入観ができあがっていて、全部サウナっぽく見えてきてしまう。
お湯の温度はちょうどよく、気持ちよかったのだが、残念なのは、浴室がいまいち清潔感に欠けるところだ。立地条件は最高なんだけどなあ。
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