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1997年5月31日
練馬区豊玉中2-18-21
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環七通りから少し入ったところにある徳田湯。煙突がそびえ立つのはよく見えるが、入口の場所は少し判りにくいので注意が必要だ。銭湯の入口といえばやはり「湯」と書かれたのれんだが、ここの銭湯にはのれんがかかっていない。
フロントでお金を払う。サウナ付で六百五十円だ。下駄箱の札を預け、鍵を受け取る。サウナ利用の人には専用のロッカーがあり、ここでその鍵を受け取るのだ。好きな番号を選べないのがちょっと残念だが。
中は比較的特徴の少ない、ごく普通の設備だ。とりあえず最初に入るサウナなのだが、ここも普通のサウナとしか言いようがない。置いてある砂時計は十分計。私が入ったときはちょうど半分くらい砂が落ちたところだった。これではきちんと時間をはかることができないぞ。サウナに置くのなら三分計や五分計が使いやすいのではないだろうか。
湯舟のほうは四つに分かれていて、泡風呂、座風呂、薬湯、そして浴室の反対側に水風呂がある。薬湯はクナイプの入浴剤が使われていて、なにやら赤い湯が入っている。センキュウという薬草が入っているらしい。泡の出が少ないせいか、薬湯はのんびりと入っていられるような気がする。
上がってロビーに出るときにロッカーの鍵を持って行くのを忘れてしまった。どうも慣れないシステムだととまどってしまう。ロビーにあるワイドテレビを見ながらソファで一休み。サウナにも入った後の風呂上がりははスポーツドリンクがうまい。ビールも捨てがたいのだが‥‥。
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