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2000年5月4日
練馬区豊玉中1-11-12
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この時期ならばまだ明るい夕方十七時。練馬区の玉の湯を訪れた。ビル銭湯なのだが高い煙突があり、「玉の湯」と大きく書いてあるので見つけるのは比較的容易だったのだが、入口の方は通りからずいぶんと奥まったところにあり、看板を見逃すと通り過ぎてしまいそうな感じだ。
フロント右手が男湯。脱衣場の床はフローリングで裸足で歩くと心地よい。「つるつる」というよりは、木の触感が伝わってくる「すべすべ」感がたまらない。
天井が低いのはビル銭湯の宿命だが、まだ明るい時間だと光が入ってきて狭苦しさが軽減される。カランの数は全部で二十一。非常に使いやすいカランでシャワーも湯温・湯量ともにいい。
湯舟も泡風呂・座風呂にショルダーマッサージとシンプルなものなのだが、面白いのは背景画である。どのように銭湯と関連するのかわからないのだが、ビーチパラソルが描かれているのだ。意味不明であるにもかかわらず、ちゃんと銭湯の風景に融けこんでいるのがちょっと面白い。
フロントの前にあるソファで浴場組合の機関誌「1010」を読んだ。今回から以前の小さいサイズに戻ったようだ。銭湯帰りに持って歩くにはやっぱりこの方が便利だなあ。
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