やすの銭湯日記

1998年6月13日
そしがや温泉 21

世田谷区祖師谷3-36-22

結構強い雨が降って来た。祖師ヶ谷大蔵駅から商店街を歩いてちょっと横道に入ったところにあるのがそしがや温泉21だ。建物の外観はマンションのような感じ。ちょっと見方をかえれば病院のようにも見える。今回は有料だがサウナにも挑戦することにした。やる気まんまんだ。

広くてのんびりできそうなロビーを抜けて脱衣場に向かう。たくさんロッカーが並んでいる。背広などもかけられる縦長のロッカーもある。さすがに話題の銭湯だけあって、土曜日の午後ともなるとお客さんもたくさんいる。子供連れも多い。

アーチを描いた天井の浴室には数種類の湯舟の他に、ミストサウナ、ドライサウナ、外にはミニプールもある。プールの横にある湯舟は入浴剤が選べるようになっている。もちろん有料なので今回はパスだが。カランの前に座って印象的なのは鏡が大きいことだ。シャワーは鏡の中から飛び出している。ちょっと残念なのは、シャワーがボタンを押してから一定時間で自動的に止まるようになっていることだ。なんとなく落ち着いて洗髪できないような気がする。

ドライサウナはごく普通なのだが、なにしろ混んでいるので落ち着かない雰囲気だった。人の出入りも激しいので温度も若干低め。無料のミストサウナはさらに低温だが、これはもともとそういうものらしい。頭の上から霧が降ってくるので汗をたくさんかいた錯覚に陥る。これはこれで気持ちいいものだ。

外のプールは子供に人気だが、私は今回は見ているだけにした。どうも銭湯についたミニプールは好きになれない。もっとも、普通のプールだって好きなわけではないのだが。

休憩室にはマッサージもあり、そこそこ楽しめるように感じた。突起を踏む足の裏マッサージをしながら衛星放送のワールドカップサッカーについつい見入ってしまった。



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