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1998年1月18日
品川区小山4-14-3
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今年初めての銭湯めぐりは朝風呂にした。初めてと言っても年末年始は旅行に行っていたのですでに一月も後半に入っている。先日降った雪が道に残っているうえに天気は雨。朝風呂で温まるには持ってこいだ。
入口ののれんには大きく「温泉」と書かれている。そう、ここは温泉に浸かれる朝風呂なのだ。すばらしい。早速中に入ろう。
歴史を感じさせる建物の印象に反して、番台の手前に券売機が置いてある。ここで入浴券を買い、番台に出しておつりの五円をもらうという形式だ。サウナ料金などがあるわけでもないし‥‥お金の計算違いは減るのかもしれないが、番台での作業量はこれでもかなり減るのだろうか。ちょっと不思議だ。
朝風呂は近所の人にも人気があるのだろう。浴室は結構賑わっていた。小さい子供もおとうさんに連れられて来ている。浴室で私が最初にチェックしたのはカランの使い心地だ。とくに珍しいところはなくごく普通のカランだが、できれば桶を置くスペースを鏡をはさんで向こう側の人と共有になっていない方がうれしい。まあ、細かいことは気にしないほうが気持ちよく風呂に入れるけど。
温泉はまるい湯舟と四角い湯舟にためられていた。丸いほうには無闇に水でうめないようにと注意書きがある。熱いのがいやな人は四角いほうに入ってくれとのこと。こういう風に分けられていると熱いのが好きな人もそうでない人も楽しめていい。
朝風呂と温泉以外はそれほど変わったところはないごく普通の銭湯だが、家の近くにあるとちょっとうれしくなりそうな銭湯だった。
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