やすの銭湯日記

1996年3月12日
千束浴場

大田区北千束2-31-16

大学入試のため入構できない。こういう日にこそ明るいうちに銭湯に入る贅沢をしようということで今日は洗足駅近くの千束浴場に行くことにした。ここを選んだ理由はごく単純、近くの歯医者の帰りに寄ったのだった。

フロントでお金を払って中に入ると、比較的狭い脱衣場だ。なんとなく地方の温泉の外湯のような雰囲気。身長計があるのはいいのだが、体重計がごく普通の家庭にあるようなヘルスメータ。これはいただけない。しかし、何よりも目をひくのはルームランナー。銭湯に来てわざわざ走る人は果たしているのだろうか‥‥。

浴室の方もこぢんまりとしている。両方の壁に向いたカランにはシャワーが付いていなくて、中央の仕切りについたカランのみがシャワー付き。全部で十二個しかシャワーがない。立って浴びるシャワーは二つあるが、これで足りるのだろうか。

ここは日替わりの薬湯になっている。今日は「梅の湯」。お湯は紫色だったが、それほど梅の香は感じなかったなあ。

ロビーで一休みしてから、銭湯を出る。近くにあるラーメン屋「香蘭」は結構おいしいことで有名らしい。寄って行くことにしよう。



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