やすの銭湯日記

1996年3月10日
三光湯

品川区荏原6-14-12

別に三月十日が特別な日というわけではない。ここの銭湯にはほぼ毎日行っているのだ。家から通える銭湯は何件かあるのだが、ここが一番気に入っている。その最大の理由は「番台があること」だ。昔ながらの高くなっている番台ではないのだが、やはりフロント形式とはひとあじ違う。

その他にも、下駄箱の木札、脱衣かご、デジタルじゃない昔ながらの体重計、ペンキ絵などがいい雰囲気を醸し出している。テレビで相撲中継なんかやってたりするともう最高だ。

ペンキ絵は富士山ではなく、いくつかの島に橋が架かっている絵だ。どこの絵だろう?

風呂桶は最近「ケロリン」のものに変わった。以前は地元のお店の宣伝が書いてあって、それもなかなか気に入っていたのだが‥‥。ほぼ毎日使っているせいもあるだろうがカランの使い心地は非常にいい。

やはり午後四時頃の早い時間に銭湯に行くのは気持ちがいいものだ。さて、家に帰って夕飯作ろう。



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