やすの銭湯日記

2005年2月12日
浅間湯

練馬区栄町38-3

土曜日の夕方から出かける銭湯めぐり。本日は、頑張れば自宅から徒歩でも行けるくらいのところにある銭湯を目指すのだが、銭湯の最寄り駅は私の通勤路の途中駅である。定期券を使えば余計な出費はないし‥‥やっぱり電車で行くことにしよう。

江古田駅は夕方の買い物の人達や学生らで賑わっていた。駅前にある浅間神社の方から通りを抜けて行くと見えて来る、ひときわ明るい照明が今日の銭湯、その名も「浅間湯」である。コインランドリーも併設されている。

入口の自動ドアを通って下駄箱に靴を入れ、さらにもう一つ自動ドアを抜けるとフロントがある。銭湯料金は他と同様四百円だが、サウナをつけると合計八百円になる。比較的高めの料金設定だ。本日はサウナはやめて入浴だけにしよう。四百円を払って浴室に向かう。

天井は低いのだが照明のおかげで明るい雰囲気の脱衣場。サウナ利用客用のロッカーもある。もちろん私は一般客用のロッカーを使うことになる。さて、冷えた体をたっぷり温めるとするか。

白いタイルがベースの浴室の壁は、脱衣場と同様に明るい感じがする。天井は明るい茶色に仕上っている。カランは円筒形のタイプだ。今回は料金を払っていないので外側から見るだけだが、サウナも十分に清潔で快適そうだ。これは少々高くても入っておけばよかったかな。

シャワーの出もよく、体や髪の洗い心地はいいのだが、若干鏡の位置が低く感じるのは気のせいだろうか。

湯舟は深いものと浅いものの二種類があり、それとは別に、主にサウナ利用者のための水風呂もある。しかし、湯舟がちょっと狭いのは残念。せっかくの銭湯なのだから広い湯舟で思いっきり体を伸ばして入りたいところなのだが。

湯舟の上方に張り出した部分があり、そこに男性の姿のようなものが描かれた抽象的名モザイク画がある。湯舟に入りながらは見ることができない。どこかの銭湯内装業者みたいなところが作っているものだろうか。この銭湯のオリジナル、という雰囲気ではないと感じた。

時間がちょうどよかったのか、客は子連れが多かった。銭湯人口増加に一役かってほしいなあと思いながら、うまそうな飲食店の並ぶ江古田界隈を通って帰路につくのであった。



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