やすの銭湯日記

2005年1月3日
桜湯

練馬区桜台1-12-5

年明けは田舎で過ごし、昨日帰省先から自宅に戻った。今年初の銭湯に入るためにウェブ上で三日に営業してる銭湯を探す。自宅からの徒歩圏内にも朝湯をやっているところがあるのを発見。早速行ってみることにした。

西武池袋線桜台駅からすぐのところにある、その名も「桜湯」。ビル銭湯である。靴を脱いで入ると、入口はフロント形式になっている。男女の入口の向きがちょっと変わっており、ビル銭湯ならではの狭い土地を工夫して利用した造りになっているようだった。

新年の特別サービスだろうか、料金と引き替えに「粗品」をいただいた。ゴミ袋だった。あまりめでたい雰囲気のものではないけれど、使えるものなのでうれしいのは間違いない。

脱衣場の天井が低いのはビル銭湯である以上最初から予想していた通りであった。古い四枚羽根の扇風機がいい雰囲気をさらに盛り上げている感じ。浴室の方はごくシンプルな造りで、カランもシャワーもスタンダードなものである。それにしてもすごい湯気で、全体の様子がよく見えない。浴室にいるだけでサウナ効果抜群、というわけではないのだろうが、本当に真っ白であった。

背景画等は特になく、本当にシンプルな浴室だ。湯舟は深いところと浅めのところに分かれていて、深い湯舟には正座してはいるとちょうどいい感じだ。浅い方は脚を伸ばしてのんびりと浸かることができる。両方とも私にはちょうどいい熱めの湯加減で、帰省の旅の疲れを癒してくれる感じがした。

フロント前のテレビでは、いかにも正月らしく日本の各地を紹介した番組が流されていた。今年は何湯くらいめぐることができるだろうか。



yasunori@kimuralab.org