やすの銭湯日記

2005年3月21日 久松湯 練馬区桜台4-32-15

今年は春分の日と日曜日がぶつかり、今日はその振替休日である。気候もいよいよ春の日射しになってきて出かけたい気分である。前回に引き続き、自宅からの徒歩圏内にある銭湯へ向かおう。

桜台の駅を通り越して数分、非常に分かりやすい場所にあるにもかかわらず銭湯の前を通り過ぎてしまい、少々道に迷ってしまった。

通りから少し奥まったところに見える堂々とした姿。「久松湯」とかかれたのれんをくぐり、フロントでサウナも利用したいとを告げる。料金は入浴料四百円に加えてサウナ料金二百円の計六百円。実は事前にウェブページで調べておいたのだが、今日は男湯が露天風呂の側の週である。サウナに露天と今日は贅沢なコースだ。

体を簡単に流したら、例によってまずはサウナから。ここのサウナは広くて清潔。この広さはゆったりしていて本当に心地いい。これで二百円は結構割安な感じがする。もっとも、大田区の銭湯や関西方面ではサウナ無料のところも多いから必ずしも安いわけではないのだが、少なくともこの近所で比較すればグレードが高いサウナと言えるだろう。

浴室中央に大きな水風呂があるが、私は苦手なのでパス。体と髪を洗い、次は露天風呂へ。まわりは高い塀に囲まれているものの、非常に風情のあるいい露天風呂である。ちょっと滑べりやすいので注意が必要。

少し休んでから浴室内の湯舟へ。背景画はヨット。そう言えばこの絵、以前住んでいた門前仲町の銭湯と同じである。しかし、ヨットの帆にかかれた番号が微妙に違う。この番号は何を意味するんだろうか。

休日の夕方だったせいもあり、お客さんは途切れることがない。ロッカーも空きがほとんどない状態だった。とくに小学生くらいの子どもの姿も多く、やんちゃな年頃の割りには意外とおとなしく入浴しているのが印象的であった。