やすの銭湯日記

1997年7月20日
栄湯

品川区中延2-17-3

商店街の端のほうにあるこの銭湯、入口はごく普通のフロント形式だ。男湯は向かって右手、いざ中へ。

脱衣場はなんとなく狭く感じる。実際にはそれほど狭いわけではなく、部屋の形が四角ではない変形のためそう感じるだけなのだが、ちょっともったいない気もする。庭はそこそこ広くていい感じだ。でも今はエアコンが効いているのでわざわざ暑い外に出る気もしない。外のほうが暑いっていうのも雰囲気がないなあ、なんていうのは贅沢か‥‥。

浴室は広い。こちらはちゃんと広く感じる。早速髪を洗おうと思ったのだが、シャワーがひどい。湯が飛び散ってしまってまともに頭を洗えない。隣のカランにうつっても状況はあまり改善されなかった。仕方なく立ちシャワーで頭をすすぐ。ちゃんと湯が出るシャワーもあるようなのだが、これは何とかして欲しい。

ここにはサウナもあるのだが、七百円もするので今回はやめた。湯舟はゆったりと広めにとってあり、のんびり浸かっていられる。気泡風呂と座風呂、電気風呂とそろっている。そして、一番の見所は背景のモザイク画だ。レインボーブリッジだろうか、かなりモダンな絵で、他の銭湯では見られない作品だ。女湯のほうはヨットらしき絵が見えた。

風呂上がりにマッサージ機を使ってみた。十分百円という値段にひかれてしまったのだ。ちょっと背中が痛くて足の裏がくすぐったかったが、終わった後は背筋がすっきりして気持ちよかった。癖になりそうだ。



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