やすの銭湯日記

1997年1月22日
錦湯

品川区旗の台1-2-17

今日はこの冬一番の寒さ。本当に寒い。こういう日は家の近くの風呂に入ってとっとと寝るのが一番いいのだが、ふと銭湯めぐりしたくなってしまった。遠出すると湯冷めしそうなので、家から近いのに今まで行ったことのなかった錦湯に行くことにした。

看板だけ見ると古そうだったのに中はかなり新しそうな感じだ。全体的にちょっと狭いのだが、清潔感があって快適。さらにありがたいのはカランの使いやすさ。桶を置く部分の奥行きも十分だし、全部のカランにシャワーがついていて、しかも湯量も豊富だ。この部分は私にとっては満点に近い。

ただし、ちょっと残念なこともある。ここの風呂には湯舟の背景画がないのだ。ペンキ絵でないのは仕方ないにしても、何か欲しいところだ。タイルに書いてあるちょっとした模様だけではやはりさびしいよなあ‥‥。

今日の入浴剤はジャスミン。ああ、確かにジャスミンティーのような香りがする。湯舟は三つ並んでいて、全部入ってみたのだが、気泡風呂だけは少し納得がいかなかった。入り方の説明のところには足を伸ばして座っている人の絵が描いてあるのだが、どう考えてもそうやって入るには深すぎる。立ち膝でなければ溺れてしまうのだ。気にしなければ平気だろうが、浅いと勘違いして入った人は驚くだろうなあ‥‥。

湯冷めしないようにと意識的に長く入っていたら案の定のぼせ気味だ。ゆっくり休んでから上がろう。



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