やすの銭湯日記

1997年10月17日
中延記念湯

品川区旗の台4-11-2

実は今日は別の銭湯に行くつもりだったのだが、そちらが休みだったので急遽この中延記念湯を訪ねた。入口ののれんをくぐるといきなり広い。靴を脱ぐ所がこんなに広いのにはどういう意味があるのか。珍しいなあと思っていたのだが、驚きはこれだけではなかった。

靴を下駄箱に収め、中に入ろうとすると、入口の戸が開けっぱなしになっている。おいおい、これでは外から中が見えちゃうよ。もっとも、男湯をわざわざ覗く物好きがいるとも思えないが。一歩脱衣場に踏み込んでびっくり。ここの脱衣場、広い。いや、実は面積はそれほどかわらないのかもしれないのだが、でもやはり第一印象は、広い。天井が結構高いのがそう感じさせる原因だろうか。それとも明るい照明か。

広く感じるのは脱衣場だけではなく、浴室も同様である。ただ、ここの浴室は、広い中にたくさん並ぶカランの数に対してシャワーの数がちょっと少ない。壁に向いたカランにはシャワーがついていないし、中央の四列のカランには一つ置きにしかシャワーがない。もっとも、混んではいなかったのでシャワーつきのカランは用意に確保でき、問題はなかったのだが。

三つに仕切られた湯舟もゆったりとしていて、うち一つはちょっと深めの湯舟になっている。深めの湯舟は泡などの出ていない静水なのがいい。今日の入浴剤はレモン。あまり香りは感じなかったがいろはきれいな蛍光色だった。

再び脱衣場に出てきて、そこでの印象もやはり、広い。ちょっとしつこいか。



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