やすの銭湯日記

1997年1月29日
都湯

大田区下丸子4-3-11

アルバイトの帰りに近くの銭湯に寄ってみた。東急目蒲線下丸子駅から徒歩三分ほどのところにあるこの銭湯、外観はかなり立派な作りで、大きな煙突も堂々と立っている。まわりに大きな建物がまったくないのもそのように見える原因だろうか。

入り口はフロント形式だ。内装を見る限りではかなり新しいように見える。しかも掃除がいきとどいていて非常に清潔だ。昔ながらの雰囲気とはちょっと趣が異なるが、印象はいい。

浴室には三つに分かれた湯船がある。気泡風呂と普通の風呂、そしてもう一つは宝寿湯という薬湯に電気風呂がついている。薬の成分が電気分解されたりはしないのだろうかなどと余計なことを考えてしまう。カランの方は普通に使いやすく、シャワーの湯量も十分。毎日通うにはいい銭湯だ。富士山のペンキ絵も立派。

そして一番の印象的だったのは無料のサウナ。追加料金が嫌いな私にも安心して入れるのはありがたい。刺青入れたおじさんと二人きりになったりもしたけれど、気にしなければ平気だし。

調子に乗ってサウナに入っていたらのぼせてしまった。ロビーで缶ジュースを飲んで一休み。大きなテレビも置いてあるし、本当にのんびりできる。かなりおすすめの銭湯だ。



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