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1999年3月24日
品川区西品川2-18-11
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品川区の銭湯は他の区に比べてたくさん行っている方なのだが、有名どころの「宮城湯」はまだ行っていなかった。四月からは職場の関係で品川区にも来にくくなるので今のうちに行っておくことにしよう。
道に迷わないように慎重に地図を見ながら行き、やっとたどり着く。看板は見つけやすいのだが、入口が二階にあるのでいきなり階段かエレベータを使わねばならず、一瞬戸惑う。入口の自動ドアを入るとあとは普通のフロント形式の銭湯。そしてその横には大きな宴会場。貼ってあるポスターを見ると演歌歌手が来たりもするらしい。
脱衣場に向かおうとして「しまった」と思う。男湯が下りの階段の側になっていた。そう、ここは二日毎に男湯と女湯が入れ替わる形式だったのだ。手元の資料さえきちんと読んでいれば事前にわかっていたはずなのに、油断していた。ここは開放感たっぷりで新幹線も見える露天風呂が有名なのに、おそらく一階の方はそうなっていないに違いない。
脱衣場では演歌がかかっていて雰囲気たっぷりだ。サウナ料金を払ったのでロッカーは縦型の物を使う。脱衣場は少々狭いが、その分浴室が広いはず。
ここの湯舟の湯はすべて温泉になっている。もちろん効能書きも貼ってあった。仕切りカランが私の好みには合わないが、これはあくまで好みの問題。それよりも、カランの押し具合が微妙で湯水がちょろちょろしかでなかったり一気に出てしまったりで調節が難しいのが気になる。
サウナは温度が高め。そしてここでも演歌が流れている。口ずさんでいるおじさんもいる。いい感じだ。露天風呂がない代わりに、アクリル張りの別室に岩風呂風の湯舟がある。そして高温の風呂と低温の風呂、更に水風呂と一通りそろっている。いずれも十分な広さで快適だと思う。
それにしても名物の露天風呂には入れなかったのはくやしい。くやしすぎる。これは絶対もう一度来なければ。
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