やすの銭湯日記

2003年7月22日
みどり湯

目黒区緑ヶ丘2-7-14

七月のこの頃は夏休み直前ということで職場も色々と忙しい時期である。今日も一日たっぷりと仕事をして疲れがたまっている感じだ。こういうときにこそ銭湯に行って疲れをいやすべきであろう、ということで、職場から歩いて行けるところにあるサウナつきの銭湯を目指した。

歩いて行けるとは言っても最寄りの銭湯というわけではなく、十五分ほどはかかるところにある「みどり湯」。非常に立派な外観で、煙突も堂々としている。自由が丘というおしゃれな雰囲気の街から歩いて数分という好立地だが、このあたりは高い建物もなくなんとなくのんびりした雰囲気が漂っている。

サウナ料金は三百円、入浴料とあわせて七百円を払ってタオルとバスタオル、サウナの鍵、そしてマットを受け取る。サウナで尻の下に敷くマットである。これがあると他人が出たばかりの汗で濡れたところに座っても不快でない。うれしいサービスである。

明るい感じの脱衣場で服を脱ぎ、浴室へ。体を流したらさっそくサウナへ。ぴかぴかのきれいなサウナで心地よい。有線放送が流れている。ただし、時計は砂時計のみ。もちろんこれで十分ではある。

浴室の天井はドーム型で湯気抜きの部分がない。なんとなくビル銭湯風に見えるがそうではない。湯の出が非常によいシャワーで髪を洗い、体を洗ったら湯舟へ。泡風呂と座風呂のよくある組合せで問題はないのだが、竹が印刷されただけの背景画はちょっと残念。

いい気分で浴室を出る。脱衣場にはマッサージ椅子が二つあるが今回は利用せず。風通しがよくて涼むのには最高の天気であった。

この銭湯のもう一つの特徴として「無休」というのがある。すばらしいことだ。



yasunori@kimuralab.org