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2003年8月31日
江東区住吉2-5-14
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ここ一ヶ月、仕事が非常に忙しくて銭湯めぐりはおろか、毎日の入浴さえままならない日が続いていてストレスがたまっていた。大きなイベントがこの八月末に控えていたからである。それも無事に終了し、やっとのんびりできる時がやってきた。昨日は一日自宅でごろごろしていたのだが、今日はバスで銭湯に出かけることにした。
自宅付近のバス停から乗って向かうは都営新宿線の住吉駅前。住所のメモと電柱にある住所の表示を見ながら銭湯を探すのだがなかなか見つからない。ぐるぐると歩き続けてやっと見つけたのは細い路地。銭湯めぐりをしているとたまにあることなのだが、通りからちょっと奥まったところにある銭湯というのは意外に多い。ここもそういう配置で見つけるのに時間がかかってしまった。
のれんがなくてちょっと不安だったがちゃんと営業しているようだ。入口にはトイレによくある男女のマーク。男湯の方の戸は自動ドアになっていて、開けると昔ながらのレトロな番台が目に飛び込んできた。当初の印象よりもずいぶんいい感じで、いかにも東京の銭湯らしい雰囲気が流れている。
半自動の扉を開けて浴室へ。いつものように最初は髪を洗う。個人的に重要視しているシャワーの湯の量はたっぷりで実に気持ちよく洗髪することができた。つづいて体も洗って湯舟に向かう。
台形になっている湯舟にまずは足をつけてみる。四十二度くらいかな。私にはちょっとぬるい気がするが、ほぼ標準的な温度だろうか。背景画はペンキ絵で、どこかの島が描かれているが、どこなのかは不明。面白いのは湯舟後ろにボタンがあり、押すと背中があたる部分から湯が出てくるという仕組みになっていることだ。何度か試してみたが、熱い湯が好きな人がピンポイントで楽しめるという利点があるようだ。
やはり銭湯にのんびり入ると本当にリラックスした気分になれる。帰り道は都営新宿線に乗ってみることにしよう。
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