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2000年5月16日
小金井市本町3-7-3
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仕事帰りの途中下車は久しぶりだ。武蔵小金井駅下車徒歩約七分、ネオンランプも鮮やかな小金井浴場にはまだ明るいうちに到着した。サウナ料金は三百円、入浴料とあわせて六百八十五円。そういえばもうすぐ都内銭湯の料金は四百円になるのだなあ。
値上げの話はともかく、タオルを受け取って脱衣場へ向かおう。清潔な室内に椅子とテーブルが並ぶ。ゆっくりできそうなところだが、とりあえず荷物と服をロッカーに入れて浴室へ。サウナは入って左手にある。
それほど大きいサウナではないのだが、中の配置のおかげかかなりゆったりしているように感じる。中では野球中継が流れていて、暇を持て余さないですむ。先に入っていた男性が立ち上がったので、もう出るのかなと思いきや、入口のドアを開けたまま足で押えて涼みだした。中の温度はどんどん下がっていく。よほど注意しようかと思ったのだが、もめたりしたら嫌だなあと考えたりすると面倒で、結局そのまま見過ごしてしまった。
体と髪を洗い、湯舟の方へ。右手の湯舟には「マレーシア直輸入トロン系ラドン温泉」とある。ううむ、一体何物なのだろう。湯舟の底に何やら怪しげな金属板が取り付けられていたが、これなのかな。せめて効能が書いてあればありがたみも増すのだが‥‥。
先ほどの男性は相変わらず足でドアを押えて入っていたのだが、入れ墨の男性が入ってくるとやめてしまった。一応、マナー違反だということはわかっていたらしい。ということは、私は文句を言ってこないと思われたのだろうか。さすがに裸だとひよわな奴だということがばれてしまうらしい。
運悪くマナー違反の客に会ってしまったが、銭湯自体は非常に清潔でいいと思う。上がってからも脱衣場やロビーでのんびりできるし。
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