やすの銭湯日記

2000年5月13日
第二弁天湯

新宿区喜久井町20

家を出るときに何だか怪しい雲行きと思っていたら、地下鉄東西線の早稲田駅を降りたときには雨が降っていた。銭湯まで急ぐことにしよう。

入浴券プラス五百円でサウナが付くこの銭湯、番台のおばさんは親切な感じで好印象だ。番台は高く作られてはいないが形式は昔ながらの銭湯で、元は脱衣場であっただろう所にサウナを増設したようなつくりになっている。ロッカーに服をつっこんで浴室に入る。

カランは上からではなく手前から前方に押すタイプ。シャワーも頑丈そうな形で湯量も豊富だ。しかし、ちょっとだけ熱い。カランの湯が熱いのは水で自由に調節できてうれしいのだが、シャワーの水は調節できないのがつらい。自分は比較的熱いのに強い方だと思っているのだが、ちょっとひるんでしまった。

さて、次はサウナなのだが、比較的小さめで温度は高め。時間が計れる時計の類がまったくないのがさびしい。有線放送だろうか、「バスストップ」や「そんな夕子にほれました」などがかかっている。顔がやたら熱くなる割には汗があまり出ないという不本意な状態でギブアップしてしまった。ううむ‥‥。

知合いがここの銭湯の薬湯が熱くて入れなかったと言っていたのだが、今日は四十四度程度で問題なかった。やはりいつでも熱いというわけではなさそうだ。背景画は竜王峡、渓谷にかかる橋が印象的だ。

風呂を上がって外に出たのだが、まだ雨は降っていた。近くのコンビニで傘を買うことにするか。



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