やすの銭湯日記

2000年11月25日
清春湯

中野区弥生町2-1-9

何となく下町の雰囲気をかもし出しているこの界隈。このあたりで「新橋駅」といえば最寄り駅の中野新橋駅のことを指す。今日は中野新橋駅から徒歩数分のところにある「清春湯」を訪ねた。

入口を入るときれいなロビー。フロントには愛想のいいご主人が座っている。サウナ料金と入浴料金をあわせて九百円。初めて来たのかと尋ねられて、そうだと言うとサウナのスタンプカードを作ってくれた。

脱衣場はちょっと狭めだが、明るい。マッサージ椅子のある部分が小部屋のように分かれているのが面白い。浴室に入ると中央から少し左側に普通の島カランがあり、右手には四角い箱のような形の四方向にカランがつけられた、かなり変わった島カランがある。鏡もついていないので、向かい合って座るとかなり滑稽な姿になりそうだ。さすがにそこが埋まるほどは混んでいなかったが。

サウナはそこそこの広さで、テレビがついている。温度がちょっと低めだったせいもあり、プロ野球珍プレー好プレーの番組を見入ってしまった。五分の砂時計で二回半くらいは中にいただろうか。

サウナの前には水風呂があり、隣には露天風呂がある。木炭の入った風呂で、湯の感じも悪くない。何といっても涼しい外気が最高に気持ちいい。少し混んでいたのでいつまでものんびりと入っているわけにはいかなかったが、頭の部分が冷たいとあまりのぼせずにいられるのがうれしかった。

最後は富士山のタイルモザイク画をバックにポイントマッサージの湯舟に浸かる。頭を冷やす枕がついていないのが残念だが、電気風呂や泡風呂、ボディマッサージなどこれだけ設備が豊富なのだから文句は言うまい。

ゆっくり温まったら体がぽかぽかで眠くなってきた。今日はよく眠れそうだ。



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