やすの銭湯日記

2000年11月29日
シビックランド日成

文京区本郷4-17-9

今日は休暇を取って一日のんびりすることにした。家でごろごろするのも魅力的だったのだが、もっとリラックスできるところを目指して、文京区春日へ。

「シビックランド日成」は見た目はどう見てもサウナである。しかし、料金表をよく見ると、入浴料四百円は公衆浴場としての料金であることがわかる。つまりれっきとした銭湯であり、しかも正午からの営業というのは非常にありがたいことである。

券売機で入浴券を買う。いくつか選べるのだが、入浴料とサウナのセットで八百円の券を購入。他にも手ぶらセットや休憩室が利用できるものなどが選べる。もちろん入浴だけでも大丈夫だ。

中はかなり立派なビル銭湯である。天井こそ低いが、狭苦しくはない。浴室はそれほど特徴的ではないが、フロントで受け取った取っ手を使ってサウナゾーンに入ると、そこはいかにもサウナという感じの浴室がある。

高めの腰かけとハンドシャワー、そして湯舟が一段高くなっている。テレビも付いている豪華施設。でも、一旦出すと一定時間湯が止まらないカランとシャワーはちょっと私の好みではない。

凄いのはサウナである。中に入るといきなりどーんと上まで六段になっている階段状のサウナ。「タワーサウナ」と名付けられている。とっても豪華な気分。これだけの広いサウナも珍しい。もちろんこちらにもテレビが付いている。

サウナの下側は「洞窟風呂」と名付けられていて、今日はワインの入浴剤が甘い匂いを漂わせている。ちょっと匂いがきついが、雰囲気は悪くない。通常料金で入れる方にもちょっと熱めの薬湯があり、こちらも快適だ。

サウナが好きな人にとっては豪華な割にリーズナブルな料金設定でいいのではないだろうか。さらに言えば、せっかく昼から営業しているのだから、平日の昼間に行くのがおすすめである。



yasunori@kimuralab.org