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2002年5月3日
葛飾区柴又1-26-8
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ゴールデンウィークも後半に突入。先日の川崎大師に引き続き、東京近郊の観光地めぐり第二弾として、柴又帝釈天に行ってみることにした。寅さんの像と記念撮影などして一通りやるべきことをやったら、今日もまた銭湯だ。
柴又の駅から参道を外れて歩くとあっという間に普通の住宅街になる。参道の賑やかさからは想像できないくらいひっそりとしている。地図を見ながら歩いて行くと、予定通りの場所で煙突を発見。今回は道に迷うことなく到着した。
上側は瓦屋根だが、正面はちょっと新しめの造りになっている。看板には「北野浴場」とあるが、暖簾は「北野湯」だ。あまりこだわりはないのかな。
入るとフロントがあり、その奥には広めのロビーがある。サウナ料金を含めて六百円、バスタオルと一緒にマジックテープ付きの赤いベルトを渡される。サウナ客のマークだな。
脱衣場の男女の仕切りの上に森林浴発生装置が置いてある。普通はテレビが置いてあったりする場所である。ここしか置き場がなかったのかな。
浴室には島カランが二つ。スタンダードな広さといえるだろう。軽く体を流してから最初はサウナに入ろう。四人ほどが座れる広さで、こちらもスタンダードだが、温度はかなり高めである。砂時計一回分は五分間だろうか、耳や手の先が熱くて我慢できず、ギブアップする。
カランの湯も熱い。これだけ湯が熱ければ自分の好きな温度にするのも簡単だ。カランの湯がぬるいと、熱い湯を使いたいときにどうすることもできずに困ってしまうのである。これはうれしいぞ。そして、シャワーの湯量もいい感じだ。全開にすると強すぎるほどの水圧である。髪を洗っていてもシャンプーがどんどん落ちていくのがわかって気持ちいい。
湯舟は三つほどに分かれており、右側には森林浴がある。まずはこちらに入ってみたのだが、リラックスできる気もする反面、高い湿度で汗もたくさん出る。かなり暗い照明でちょっと不思議な感じがする。十分汗をかいたところで外に出て、一休みしたら座風呂へ。
ここの背景画はタイル画なのだが、壁全体に描かれていてすばらしい。渓流の絵なのだが、どこの風景なのだろう。
最後にもう一度サウナに挑戦してみたのだが、今回は砂時計一回分ももたなかった。サウナは熱いのが好きなので文句はないが、なんだか負けた気がして悔しいな‥‥。
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