やすの銭湯日記

1998年7月19日
観音湯

渋谷区幡ヶ谷2-46-7

朝には降っていた雨が、午後にはすっかり止んでいい天気になった。幡ヶ谷の駅から五分程のところにある観音湯は外観もモダンで非常に立派な感じのする銭湯だ。今回この銭湯を選んだのは非常に単純な理由がある。それは、営業時間である。ここは日曜・祝日は朝から、平日でも十四時から営業している。今日この銭湯を訪れたのは十四時すぎ、この時間から銭湯には入れるというのはなかなかうれしい。もっとも、今日は日曜日だから入ろうと思えば朝から入れたのだが。

入口で入浴券を買ってフロントに渡すのだが、五円硬貨を扱えない自動券売機にとって三百八十五円という値段は非常に厄介だ。ここでは券売機では三百八十円、プラス五円を券と一緒にフロントに渡す形式を取っている。慣れない私はちょっととまどってしまった。

脱衣場はちょっと狭い。日曜日だからか、昼間でも意外と混んでいる。浴室のほうも決して広いとは言えず、カランの場所をつくるのに苦労してるような感じだ。そういう苦労をしたおかげで、奥にサウナと露天風呂のスペースを確保することができたのだろう。今回はサウナ料金を払っていないので露天風呂のみ試してみた。

ハーブの入浴剤が入った露天風呂はちょっとぬるめだが外の暑い天気にはちょうどいい。しかし、肩まで浸かっていると額からどんどん汗が流れてくる。やはり露天風呂は涼しい季節のものなのか。

浴室には電気風呂もあったが、これは試さなかった。ちょっとのぼせ気味の体に脱衣場の冷房は気持ちよかった。



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