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2001年12月30日
渋谷区広尾5-4-16
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銭湯宴会には本当に銭湯が好きな人たちが集まるので、宴会の後はどうしても「もう一軒」ということになる。本日の二軒目は、営団地下鉄日比谷線広尾駅からすぐのところにある「広尾湯」。外観は典型的なビル銭湯である。
のれんをくぐり、下駄箱に靴を入れ、中に入るとフロントがある。ここは銭湯料金と引き替えにロッカーの鍵をもらう仕組みになっている。鍵の番号が偶然「一番」でなんとなくうれしい。
脱衣場はちょっと狭いが、ビル銭湯としては標準的かもしれない。浴室もそんなに広いわけではないのだが、なんとなく開放的な印象がある。なぜだろう‥‥。
この銭湯の湯舟後ろの背景画はタイルのモザイク画である。どこか欧米の湖の風景を描いたものだと思うのだが、おしゃれな感じが以下にも広尾の銭湯といったところだろうか。
同行の友人からの指摘で気づいたのだが、シャワーの形がちょっとだけ変わっている。首の曲がり具合いがあまり見かけない形なのだ。こういうところに目が行くあたりが銭湯フリークである。私自身もそうなりたいとは常々思っているのだが、どうしても湯に浸かると気持ちがよくて、のんびりするほうが先に立ってしまう。
さて、その「湯」の方だが、ここは泡風呂の湯舟と深い湯舟に分かれている。泡風呂の方だが、下の方からずいぶん派手にぼこぼこと泡が出ている。泡の近くにはいると水滴がはね上がって顔にあたり、落ち着いて入っていられない。もう少しゆるくしてもいいような気がするな。というわけで、深風呂の方へ移動。ゆっくり温まってあがる。
今日は風が強くてかなり寒く感じる。湯冷めしないように注意しなくては、と思ったが、地下鉄の入口が近いおかげで寒い思いはせずにすんだ。交通の便がいいのは銭湯にとっても重要である。
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