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2003年6月22日
中央区佃1-6-7
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今日は夏至の日曜日。夕方になってもまだまだ明るい。空はちょっと曇っているが、せっかく遅くまで明るいのだから、家の中でだらだら過ごすのももったいないということで、銭湯めぐり。今日は月島辺りに行ってみることにしよう。
訪れたのは佃の日の出湯。月島の駅を降りてしばらく歩き、小さい橋を渡ったところにあるビル銭湯である。橋を渡る手前から見ても、ビルに大きな字で日の出湯と書いてあるのですぐにわかる。
入浴料金は三百八十円。組合で規定された上限の料金である四百円より安い。サウナ利用の場合はさらに二百円追加である。フロントでお金を払おうとしたら、券売機で券を買うように言われる。ううむ、このところこういうパターンが多いな。前回訪れた銭湯でも同じことをしてしまった気がする。大きな木の板をサウナ札として渡されるので、それを持って中へ。
さて次は脱衣場なのだが、かなり狭い。もちろんこれはビルの外観から容易に想像できることなのでそれほどの驚きはない。そして、こちらも想像どおりだが、浴室もかなり狭い。
狭いなりに工夫されたレイアウトになっていて、入口から見て左側に湯舟が並び、右手にはカランの列が横向きに並んでいる。風呂道具を置いて体を軽く流したら、まずはサウナへ入ろう。中に入って驚いたのは、木の板の上に何も敷かれていないことである。しかも、かなり熱い。黙って立っていると足の裏がやけどしそうな勢いである。フロントでバスタオルなどを渡されるわけでもないので、自前のタオルだけが頼りなのだが、腰掛けるときに尻の下に敷いてしまうと足の裏を守るものはなくなってしまう。小さいタオルの上に縮こまるように座ってしばらく耐えていたのだが、結局我慢できなくなって五分ほどでギブアップ。温度の高いサウナは嫌いではないが、こういう熱さに耐えるのは難しい。
髪と体を洗いながら一休み。火照りもおさまってきたところで湯舟へ。背景画などもなく非常にシンプルではあるが、「ぬるい」「中間」「あつい」と温度が三種類にわかれているのがうれしい。さらにサウナ利用者のために水風呂もある。「ぬるい」のところは電気風呂にもなっているようだ。
私は当然「あつい」のところに入ったのだが、サウナの後のせいか、あまり熱く感じなかった。むしろちょっとぬるいかなあという感じだ。ところが、それを見たおじさんが湯舟に手を入れながら熱くないのかと訊いてきた。東京の銭湯の中ではぬるい方だと思うんだけどなあ。
風呂を上がって外に出ると、さすがの夏至の日でもそろそろ暗くなり始めていた。門前仲町まで一駅、今日は歩いて帰ってみようかな。
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