やすの銭湯日記

1997年8月27日
月光泉

目黒区目黒本町4-2-10

月光泉。なかなかおしゃれな名前だ。残念ながら今日は曇りで月は出ていないが、まあ、とにかく入ろう。

入口には日がわりの入浴剤のメニューがある。今日水曜日は米ぬか・オリーブの湯とある。下駄箱にサンダルを預けてフロントに入浴券を渡し、中に入る。最初の印象は「縦に長い」ということ。いや、むしろ幅が少々狭いといったほうが正しいだろうか。窮屈ということではないのだが、他の銭湯の浴室や脱衣場とと縦横の比が若干違うような感じがする。

ここには無料のサウナがついている。湿式サウナで、中の照明が明るくていい感じだ。びっしょり濡れた砂時計で五分、久しぶりのサウナだったせいかこの時間が限界だった。

ここのカランは上から下に押すタイプではなく手前から奥に押すタイプ。腰かけたらサウナで出た汗をゴシゴシと洗い流す。浴室中央の仕切りについたカランは、石鹸などを置く部分が仕切り裏側と共有するようになっているため、裏側の人に気を使う。もっとも、それほど混んでいるわけではないので映画館の肘かけのように場所の取り合いになることはないが。

湯舟には黄緑色の入浴剤。これが米ぬか・オリーブの湯なのだろう。背景画は湖の上を飛ぶ気球。女湯の側はナイアガラの滝のようなものが描かれている。湯舟には打たせ湯のようなものがあるのが面白い。他にもボディシャワーなどの設備がついていて、以下にも最近のコミュニティ銭湯という感じがする。

入浴後はロビーで一休み。ここにも血圧計、普通のマッサージ機に足の裏マッサージ機、そして金魚運動機もある。非常に設備の充実した銭湯であった。



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