やすの銭湯日記

2005年4月2日
江古田湯

練馬区旭丘1-17-3

このところ比較的順調に新しい銭湯を開拓している私の銭湯めぐり。本日は自宅から三十分程歩いたところにある銭湯を目指すことにした。

環七通りを渡って以前訪れた玉の湯を通り過ぎ、さらに目白通りを渡って、千川通りから路地を入ったところに見えて来るのは「江古田湯」。空が少し曇ってきたが、何とか外観の写真を撮って、いざ入浴。

のれんをくぐって下駄箱に靴を預ける。入り口にずいぶんスペースが割かれていて、伝統的な銭湯の雰囲気を醸し出している。もちろん番台形式で、今日は入浴料金を払うのと同時に石鹸も買う。小さい石鹸は二十円だった。

広い脱衣場は広くてゆったりした感じ。庭もあって昔ながらの雰囲気作りに一役かっている。土曜日の午後のまったりした感じにはぴったりの静けさだ。

脱衣場のみならず、浴室も広い。縦に二列にのびる島カランにはシャワーがついていないため、多くの入浴客はシャワーつきカランの並ぶ壁ぎわに腰かけることになる。私もそうすることにしよう。カランの湯はぬるくて、体が温まっていない状態だと体にかけることもできない程の温度だが、幸いシャワーの方は大丈夫で、無事に髪も体も洗うことができた。

さあ湯に浸かろう。湯舟の背景画はタイルのモザイク画なのだが、何の絵なのかは不明である。男女境の壁に「NT」のイニシャルがあるところを見ると、既成のデザインではないのだろうか。ちょっと不思議な感じだ。

帰りも歩こうかと一瞬思ったのだが、なんとなくふらふらと江古田の駅まで来てしまった。やっぱり電車に乗ってしまうことにしよう。



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