やすの銭湯日記

1996年11月10日
恵比寿湯

品川区荏原5-11-2

今日は日曜日。暇だったので私のサード銭湯である恵比寿湯に行ってみることにした。家からは近いのだが日常的に通っているところではないので少し気分が新鮮だ。

入り口を見ると今日はよもぎ湯をやっていると書いてある。ラッキーだが、すでに二十二時。もう香りもとんでしまっているに違いない。こういうイベントのときは早めに来るべきだ。ああ、事前に知っていれば‥‥。

ここの風呂は若干狭いがなかなかいい感じだと思う。ただ、カランには長所も短所もある。気に入らないのは桶を置く部分の奥行きの浅さだ。普段持っていく風呂桶はそれほど大きいものではないのに、置こうとしてもうまくのらない。もう少し奥行きを長くしてくれないとなかなか使いづらいものがある。長所は何と言ってもシャワーの水量の多さだろう。長い髪もこれなら快適に洗うことができる。他の銭湯にはここまで快適なシャワーはなかなかない。

以前はサウナだったと思われる部屋、というか通路がついていたりして、なかなか変わった雰囲気の銭湯だが、出て行くときフロントの人が必ず「ありがとうございました、おやすみなさい」と声をかけてくれるのはすばらしいサービスだ。



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