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2002年7月27日
杉並区本天沼3-39-26
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今日も暑い一日。夕方から銭湯めぐりに出かける。荻窪の駅からバスに乗り、早稲田通りの日向橋バス停で降りる。バスが通って来た方向に少し戻って、路地を左に入ると大きな煙突とともに銭湯が見えてくる。今日訪れるのは「第二文化湯」である。
入口にはのれんがかかっておらず、一瞬営業していないのかと思ってしまった。しかし、中の様子をうかがうとちゃんとやっているようである。正面にある尾長鶏のタイル絵が非常に印象的である。では、早速入ってみることにしよう。
外から中の様子をうかがうことができたのは、入口の戸が開けっ放しだったからである。今日のような暑い日にはこのほうが開放感があって涼しげでいいなあと思ったのは実は大きな間違いで、この銭湯は脱衣場にエアコンが入っていないのである。ところが、これが意外と涼しいのだ。最初は暑いかと思ったのだが、開放感がどれだけ重要かが実感できる脱衣場だ。
また、開放感とはあまり関係ないのだろうが、この銭湯は番台が低い。入口では女湯の側が見えそうなくらいである。若い女性はいやなのではないだろうか。
この銭湯は外から見てもけっこう大きい建物なのだが、中に入るとさらに大きさが実感できる。特に浴室は島カラン二列、のびのびとできる感じだ。ただ、シャワーは壁際だけである。他には特に目新しいところはないのだが、夏の夕方、静かな銭湯でのんびりと湯に浸かるのはたまらなく心地よいものだ。静かなのはうれしいのだが、お客さんがあまりいないのがちょっとだけ気にかかる。時間的に早めだったせいもあるのかな。
ゆっくり温まってから脱衣場に戻る。改めてよく見ると、壁には衛星優良の表彰状が飾ってある。確かに脱衣場の床はぴかぴかで非常に清潔だ。縁側には花も咲いており、湯上がり後も快適に過ごせる空間になっている。
銭湯を出てから自動販売機で缶ジュースを買い、前のベンチに座って飲んでいたら蚊におそわれてしまった。すぐに退散したのだが三、四ヶ所も刺されてしまった。
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