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2001年4月15日
中野区本町4-32-10
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今日は中野は鍋屋横町の「大黒湯」を訪ねた。天気もよくて家からずっと歩いていく間も非常に気持ちよかった。やはり天気がいいと何をするにも元気が出るな。
さて、銭湯である。下駄箱にスニーカを放り込み、入口を入ると左手にフロント。今日はサウナにも入ることにした。その旨受付で告げて、下足札と交換にバスタオルとハンドタオルを受け取る。そのとき「サウナは階段を上がったところにあります」と説明を受けた。階段‥‥そうか、脱衣場に階段があって、そこを上がったところにあるのだな、と勝手に想像し、脱衣場に向かう。
ところが、実際はそうではなかった。脱衣場にはそれらしきものは何もなく、どこにサウナがあるのか貼り紙さえない。なんだ、いったいどこに階段なんてあるのだろう、と思いながら浴室へ。
すると、正面上方に出っ張った部分があり、その横に階段があるではないか。なるほど、あの部分がサウナになっているのだな、そういうことだったのかと納得。こういうレイアウトに出会ったのは初めてのような気もするが、確かによく考えられた配置である。体を流したら早速サウナへ。
それほど広いわけではないが、温度も十分だし、何と言っても窓から下の浴室が見えるのが面白い。普段はあまり見ない角度からで新鮮な光景だ。置いてあった砂時計は三分計だろうか、それとも五分計か、ともかく砂時計二回分はがんばる。
浴室のレイアウトもちょっとだけ変わっていて、正面から見て奥側にある湯舟の中央部分が手前にのびている。ちょうど浴室の中央から奥にかけて湯舟がつながっている感じだ。ちょっと面白いと思ったのは冷たい枕がついている湯舟が、通常は座風呂出腰掛けるタイプが多いのに、ここは足をのばして座るタイプだったことだ。
風呂上がりにロビーで一休み。テレビはプロ野球巨人横浜戦。ご主人は大の巨人ファンのようで、よく見るとテレビの横には巨人選手の写真が載ったカレンダーがぶら下がっている。横浜の得点シーンでは喜んでいるのをばれないように気を使ってしまった。
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