やすの銭湯日記

2000年1月27日 テルメ末広 北区志茂5-16-14

先週の土曜日曜と出勤したので、今日はそのかわりのつもりで年休を取ることにした。せっかく時間がたっぷりあるのだから、ちょっと足を伸ばしてまだ行っていない区の銭湯を訪ねることにしよう。以前からウェブページを見て気になっていた、北区のテルメ末広へ、いざ出陣。地図もウェブから拾ってきたので安心だ。

ちょっと風が強くて冷える中、赤羽駅から歩いて十分くらいでたどり着く。比較的設備が豊富な銭湯なので、スーパー銭湯のような外観を想像していたのだが、思っていたよりも普通っぽい。高い煙突も昔ながらの銭湯だ。京都町屋風の外観だそうだが、確かに風情がある。フロントに座ったご主人は非常に軟らかい印象の方で、サウナの引っかけ鍵の使い方も丁寧に教えてくれた。

内装も新しいし掃除も完璧で、非常に快適な脱衣場。サウナ部分がちょっとせりだしているのだが、思ったほど狭くない。全体的に敷地面積も大きいのだろう、浴室の大きさもかなりのものだ。何と言っても湯舟が大きいのがいい。宝寿湯に泡風呂、高温風呂、そして露天風呂。露天の作りは、空が見えるという点でpは十分ではないが、やはりここも清潔さが満点。宝寿湯の底には足の裏マッサージの凸凹がある。

サウナには鏡がついていて、後ろの窓から見える脱衣場のテレビが映る。しかし、凸面鏡なので映像が小さいぞ‥‥。音の方はなぜかラジオの音声だった。

そして、私の「おすすめ銭湯」となった決定的な要因は「禁煙の脱衣場」だ。風呂上がりの気持ちいいところでタバコの煙を吸わなくてすむというのは素晴らしい。タバコ好きの方には申し訳ないが‥‥。

これだけきれいならば銭湯に慣れていない若い人も十分満足できるだろう。もちろん私も満足である。年休取って来た甲斐があった。