やすの銭湯日記

2000年2月4日
竜の湯

新宿区上落合1-15-7

西武新宿線下落合駅から徒歩2分、竜の湯は立派なビル銭湯で、おしゃれな感じがする外観である。夕方でまわりはすっかり暗くて静かなのに、ここだけ出入りする人が多く、外から見ただけで中の賑わいが想像できそうな感じだ。

フロントでサウナ料金五百円と入浴料四百円の計九百円を払い、サウナセットを受け取る。ロッカーの鍵つき腕輪、バスタオル、小さいタオル、そしてここではサウナの室内で使う敷き物まで貸してもらえる。自分専用のものがあると、サウナが混んでいても前に座っていた人の汗で濡れたところへ我慢して座らなければならないこともなくなるので、非常に重宝する。これはいいサービスだと思う。

サウナ専用のロッカーはハンガーもついているのだが、下段の端だったため少々使いにくかった。いつもの風呂道具と敷き物を持って浴室へ。

島カランが一つあるのだが、サウナが場所を取っているせいでカランは三列プラス二つ。壁際の一列を除いて手持ちのシャワーがついている。手持ちで便利なときももちろんあるのだが、固定のシャワーに慣れているとちょっとホース部分が邪魔。

サウナはこれといって特徴はないが、今回はそれほど混んでいなくて快適だった。湯舟は広めの薬湯と座風呂、そしてサウナの正面にもう一つ。場所からして水風呂だと思ったら、実はここは熱めの湯。

そして水風呂はガラス戸の向こうにある。実はここが露天になっていて、水風呂とぬるめの湯が用意されている。人肌よりちょっと高いくらいの湯で、のんびり浸かるにはいいかもしれないが、個人的にはもう少し熱い方が好きだ。まわりは山のタイル絵で囲まれている。

いろいろ楽しめるスーパー銭湯で、これなら銭湯経験が少ない人でも結構楽しめそうだ。もう少し広ければ言うことなしなのだが‥‥まあ、こんな便利な場所では仕方ないかな。



yasunori@kimuralab.org