やすの銭湯日記

2001年2月18日
桜湯

杉並区和田3-11-9

本日訪れたのは杉並区和田の「桜湯」。夕方に家を出て環七通りを南へ歩く。青梅街道をこえて少し行ったところで注意深く右手を見ていると煙突が見える。右折してしばらくすると、日も暮れて薄暗くなった中に銭湯のあかりが見えてきた。

フロント形式の入口は若干狭め。この銭湯にはサウナがついているのだが、料金はわずか二百円である。入浴料金と合わせて六百円というのはこのあたりではかなり安い方だと思う。下足札とひきかえにバスタオルを受け取って脱衣場へ向かう。

脱衣場もそれほど広くないのだが、テレビと椅子が置いてあって、風呂上がりにくつろげるようになっているのがうれしい。さすがに入浴前にくつろぐのも変なので、まずは浴室へ。

結構混んでいたが、カランは確保できた。しかしここでは軽く体を流すだけにしてまずはサウナへ。島カランの上の方に桶を置くことができると、こういうときに自分の風呂道具がカランを占領しないので便利である。もっとも、盗まれたりするのが嫌ならばサウナ利用中は風呂道具をロッカーにしまっておく方がいいのだろうけど。

サウナは狭い。しかし、温度的に問題はなく、二百円という値段を考えればすばらしいサービスだと言えるだろう。大田区のように無料サウナの銭湯が多い地区ならともかく、杉並区で二百円という料金でこれだけのサウナに入ることができれば十分だ。時間をはかるものが一切置かれていないのがちょっと残念。

湯舟も豊富で、水風呂や電気風呂、マッサージ風呂などもある。ペンキ絵がないのがちょっと残念だが、普段通うにはいい銭湯という印象だ。



yasunori@kimuralab.org