やすの銭湯日記

1999年10月19日
ニュートキワ湯21

小金井市本町5-17-18

今日は仕事が終わってから銭湯めぐり。朝からそのつもりだったので用意は周到だ。通勤経路の途中にある武蔵小金井駅から数分のところにサウナ料金がわずか百円の銭湯があるらしい。無料には負けるけれど、安いことには変わりない。満足のいく施設なのかどうか、これは行って確かめねばなるまい。

ニュートキワ湯21はちょっと裏路地に入ったところにあるのだが、外の照明は明るくて目立っている。正面に描かれたイラストも宣伝には効果的だ。今流行りの銭湯で当然フロント形式なのだろうと思ったのだが、よく見ると入口は二つに分かれている。中に入って確認したら、番台だった。昔ながらの高いところにある物とは違い、目線は普通の高さだが。

最初サウナ料金を払うのを忘れ、番台に戻って百円追加で払ったのだが、タオルはおろか識別用の腕輪さえない。客の良心に任せているということだろうか。それとも百円程度ではごまかす人もいないか。

さて、浴室へ。浴室の天井は一瞬竹でできているのかと錯覚させるような模様。全体的に非常に広く感じさせる。そして湯舟の背景画は虹色のタイルモザイク画。絵というよりは模様に近い。使いやすいカランで体と頭を洗い、サウナへ。縦長のところにちょうど電車のロングシートに座るようになっている。若干温度は低めだがちゃんとした乾式サウナでサウナ用十二分計も完備。これで百円とはすばらしい。

サウナのみならず、湯舟もバリエーションに富んでいる。泡風呂・座風呂の他に入浴剤の入った湯舟、そしてサウナ用水風呂。L字型に並んでいて広々。

湯舟に浸かろうとしていたら突然後ろでおじさんが湯舟の中で倒れこんだ。ものすごくびっくりしたが、足が滑べっただけのようだ。ふう。



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