やすの銭湯日記

1999年4月18日
松の湯

国立市西2-21-31

たまたま国立付近で数時間暇を潰さなければならなくなった。最初からわかっていたことだったので、家から銭湯グッズを持って来た。そう、数時間の暇潰しに銭湯は持ってこいなのだ。夕方以降しか開いていないところが多いのが難点だが。というわけで、近くの銭湯を探すことにした。

「松の湯」という名前は東京都内の銭湯で一番多い名前らしい。その中で今日訪ねたのは国立市にある松の湯。こぢんまりとしていてあたたかみを感じる銭湯だ。外で雨が降っているせいかもしれない。

入口はいかにも番台を改造しましたという感じのフロント。まるでタバコ屋さんのようだ。脱衣場に入ってぬれた靴下を脱ぎ、ほっとする。帰りも同じ靴下をはいて行かなければならないと思うとちょっと憂鬱だが、まあ、とりあえず今はほっとする。

浴室はそれほど印象に残るような変わったこともなく、ごく普通なのだが、カランは私にとっては使いやすかった。今日は湯舟の湯もちょっと熱めでいい感じ。雨で冷えた体を温めるには最高だ。天気のせいですっかりブルーになっていたのでこの気持ちよさはいつも以上に満足感が大きかった。

脱衣場に戻る。上に乗って足踏みするタイプの足つぼマッサージがある。簡単な仕組みだが疲れた足にはかなり効く。ああ、これで湿った靴下をはかなくてすむのならばどれだけ気持ちよく帰れることだろう‥‥。

結局帰りも雨の中を歩くことになった。駅がもう少し近ければなあ。



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