香港で食いだおれ
(2004年3月6日〜2001年3月9日)

2004年03月06日(土)

[天気: はれ] (香港) 19,451歩

香港旅行スタート

さて、今日から待望の香港旅行である。メンバーは私と 同居人、そして友人のT&S夫妻である。往復の飛行機はT&S夫妻とは別の便なので、香港の空港で待ち合わせだ。我々は朝6時前に自宅を出発して成田空港へ向かう。

昨日荷作りをしているときにデジカメを職場に置いて来てしまったことに気づいたのだが、電車の中で、代わりに持って行こうと思っていたAPSカメラを自宅に置いて来てしまったことに気づく。旅行にカメラを持って行くと「撮らなくちゃ」という気になって落ち着かないので、カメラなしの旅行もたまにはいいだろう。

NH909便は大きな揺れもなくチェプラックコック空港に到着。カイタック空港から国際空港が移転して以来初めての香港である。新しい空港は広くて立派だが、香港特有の雰囲気がなくてちょっと残念。

友人らと合流

到着ロビーでT&S夫妻と合流。とくにトラブルもなくあっさり合流できた。お手製の「歓迎」の紙で出迎えてもらった。一応、先に着く可能性も考えて我々も用意していたのだがそれはお蔵入り。

香港内の交通機関やお店などで使える、非接触型のICカード「Octopusカード」を買う。売り場がわからなくて少々まごついたが、街に出る電車の改札前で買えた。そのまま電車には乗らずに、バスで市街へ。40分程でチムサアチョイに到着。

ずいぶん変わった

カオルーンホテルにチェックインしたら早速出かける。以前よく使ったチョンキンマンションの両替屋はレートのよさも健在だった。しかし、それ以外の場所はずいぶん雰囲気も変わっていて、とくにミラドールマンションの裏側あたりは大きな範囲で工事中になっており、以前の面影はなくなっていた。

ぶらぶら散歩して、適当に店に入ってみる。魚丸入りの麺を食べてみたのだが、味はいまいち。その後、菓子屋「優の良品」、Watson's、コンビニ、書店などを覗く。最後にHMVに寄ってから宿に戻る。

とりあえず夜景

20時に再びお出かけ。夕食だ。近くの繁華街にある店でガチョウ、ガルーパ、野菜の土鍋煮込、あんかけチャーハンを食べる。なかなか美味しかった。一緒に頼んだ小豆入りコンデンスミルクの飲み物は強烈な甘さで香港らしさを堪能できた。

九龍半島の先まで行って、夜景を見る。ビルも看板も以前より増えただろうか、ずいぶん派手になった気がする。しかし、気温が低くて寒くなってきたのであまり長居せずに戻ることにする。途中、コンビニに寄って飲み物など調達。

明日の打ち合せをしてから自室に戻る。このホテルは部屋からウェブアクセスが自由にできるのが便利だ。場所も悪くないし、なかなかおとくな気分である。



2004年03月07日(日)

[天気: くもり] (香港) 25,517歩

粥のつもりだったが

7時45分にロビーに集合。朝食を食べに行く。今日の朝ご飯は粥と決めていて、看板に粥と書いてある店に入ったのだが、朝のメニューは麺とサンドウィッチ等のパン類のみ。仕方なく麺を食うことにする。麺とトースト、ミルクたっぷりのコーヒーという組み合わせは以前貧乏旅行をしていた頃によく食べたメニューである。懐かしいが、インスタントラーメンを美味いとはさすがに言えない。

食後、明日のために粥の朝食を出す店探し。思いのほか少なくて、やっと1軒見つけることができた。明日はそこにしよう。

フィリピン人

スターフェリーで香港島へ。Octopusカードがあれば小銭もいらず便利である。フェリーはなぜかフィリピン人の女性でいっぱい。確かに日曜日の公園はフィリピン人があふれているが、今日はちょっと異常に多い気がするなあ。

香港島に着いて目にしたのは選挙キャンペーンをしているらしい、黄色いTシャツを着たフィリピン人の人達であった。人の多さはこれのせいか。

ほとんどすべて美味かった

食いだおれ香港旅行、今日の昼食は飲茶である。お店の選択などはすべて友人Sと 同居人に任せていたのだが、店に入ると何となく見たことのある感じ‥‥。多分、以前友人らと一度だけ香港飲茶を体験したときの店であろう。混み始める前に着いたので窓際の席に座ることができた。

餃子や焼売などはもちろん、大根餅や甘味などあわせて13品を1時間程かけて食べる。ほとんど全部が美味しくて満足だったのだが、唯一、豚足とたまごを甘酸っぱく煮たものだけは皆の箸がほとんどつけられなかった。それでも私一人がんばって食べていたらけっこう慣れてきて、いけるかなと思い始めたところで今度は胃袋の限界が‥‥。

猫カフェ見つけたが

食後はコーズウェイベイまで歩いて腹ごなし。 同居人が行きたいと言う猫カフェをめざす。本物の猫が出迎えてくれる雑貨店兼カフェだそうで、住所だけを頼りに何とか見つけることができたのだが、店の入り口まで行ってみるとちょっと様子がおかしい。店員さんがいたので訊いてみたら、何と新店舗への引っ越しの最中とのこと。当前猫には会えず。残念である。

市場を見たり

トラムに乗り、終点のシャウケイワンまで行く。曇ってきてけっこう寒くなってきた。

店のキャラクターがかわいいファーストフード「大快活」で一休み。その後市場を見たりしたのだが、野菜や魚などは買って帰るわけにも行かないので本当に見るだけ。代わりにスーパーマーケットでお土産などを購入。

ピークトラムは怖い

地下鉄でセントラルまで戻り、ピークトラムに乗ってビクトリアピークへ。山頂はかなり寒い。夕日が照らす風景を見ようと思ったが、雲がかかってしまった。夜景になるまで山頂付近の店をぶらぶらしてみたら、思っていたよりもたくさん店があって驚いた。

夜景を見て、やはり半島側からの夜景には勝てないなと確信してから再びトラムで麓まで戻る。下りのトラムは後ろ向きにかなりの急角度で降りて行くので非常に怖い。

激辛火鍋

再びスターフェリーで半島側に戻り、夕食にする。せっかく4人いるんだから皆で楽しく食べられるものをということで、今日は火鍋を選択。

ちょっと高級そうな店だったが、値段は店の前で確認済なので安心。ただ、どれを頼むと何が出てくるのかがいまいちわからない。激辛と豚骨ラーメンスープ風の2つの味が楽しめる鴛鴦鍋をオーダー。具も肉や魚、雲呑など適当に頼んでみる。

特製のつけだれもあって美味しく頂いたのだが、さすがに激辛の方はかなりの辛さだった。 同居人は辛さの他にも、だしをとるのに入っていたタツノオトシゴが嫌だったようだ。どんな食べ物でもだいたい平気な同居人だが、どうやらこいつだけは苦手らしい。

ホテルへの帰り道に甘味の有名店「大良八記」で玉子プリンを購入。ホテルへ持ち帰る。玉子の白身味の激甘プリンだった。



2004年03月08日(月)

[天気: くもり] (香港) 16,152歩

念願の粥

昨日食べられなかった粥に今朝はやっとありつくことができた。チェックしておいた店でピータンと豚肉の粥を食べる。うまい。昨日残念だった分だけ割り増しでうまい。

横で油条(揚げパン)と白粥を食べている人がいた。明日もこの店に来てあれを頼むことにしよう。

糖朝

中華系のデパートである裕華百貨店へ行く。日本の地方にあるデパートにちょっと似た感じがする。中国で見た友誼商店にも似ている。欲しいと思えるようなものは特になく、地下の食料品売り場も普通のスーパーマーケットより値段が高かったりしたので買わずに出てくる。そのままスーパーマーケットに行き、より安く買い物をした。

昼食は青山などにもある甘味で有名な「糖朝」へ。甘味以外にもいろいろと食事ができるとのことで、さっそくメニューを見て、牛バラ肉煮込み入りの麺を注文。ここでもまた昨日出会えなかった極細麺を食べることができて満足。コストパフォーマンスはよくないが、まあ、いいだろう。

スイーツも食べたのだが、私にはちょっと上品すぎる感じだった。

女人街・花園街

地下鉄に乗りモンコックへ出る。まずは女人街を歩いたのだが、さすがに何度も来ているし、とくに買いたいものが見つかるわけでもないのですぐに飽きてしまった。すぐ隣の通りの靴屋街では、私がスニーカーを探すのにつきあってもらったのだが、こちらもいいものは見つけられず。

女人街の先には金魚などのペット店が並ぶところがあるので、そこに行ってみる。魚大好きのT&S夫妻はかなり興味を持って見ていたようだ。もちろん買って帰ることはしなかったが。我々も普段はあまり見ないところだったので面白かった。猫などのペットも売っていた。

そして許留山

だいぶ歩いたので疲れてきた。私の目標の1つでもあった甘味処「許留山」で一休み。甘い物が苦手な友人Tには申し訳なかったが、ここはつきあってもらうことにした。

この店にはコーヒーもおいていないので、友人Tにはキウィフルーツジュースで我慢してもらい、私はユキガエルの脂肪と小豆入りココナツミルクを注文。思ったより甘くなく、ちょっと拍子抜けの感はあったが、十分堪能した。

足つぼマッサージ

チムサアチョイまで地下鉄で戻り、宿近くの足つぼマッサージへ向かう。 同居人が旅行会社からもらったパンフレットを見てチェックしていた店である。エレベータを上がって店内に入ると、民家の居間みたいなところにソファのような椅子が並んでいる。奥には全身マッサージ用の部屋があるようだ。

4人並んで足つぼ45分コース。これで200香港ドルは高いのか安いのか不明だが、まあとにかく押してもらおう。

まずは茶色いお湯に足を浸す。5分ほどしてマッサージ開始。ちょっとくすぐったいが気持ちいい。同居人はくすぐったいのと激痛とに耐えられず、急におしゃべりになったり笑い出したりして妙なテンションになっていた。静かになったと思ったら魂の抜けたような顔をしていた。

友人Tもずいぶんいろんなところが痛かったらしい。友人Sも同様だが、最後には写真を撮るよう頼むくらいの余裕はあったようだ。

私はなぜかあまり痛みを感じなかった。普段同居人に棒で押してもらっているせいだろうか。鈍感になっているのかも。その証拠に、普段押してもらわない親指にある三叉神経のつぼと、すねの座骨神経のつぼだけはやたら痛かった。

45分たっぷり押してもらって終了。すっかりは足が軽くなって大満足。

マカオ料理ということらしい

夕ご飯は澳門茶餐廰という店。行列ができるほど混んでいた。それでも回転は早いようで間もなく席につくことができる。活気のある店内だ。カレーやBBQ盛り合わせ、土鍋ご飯などを頼んだのだが、どれも非常に美味しく頂いた。店名の通りマカオ料理と言うことらしく、ポルトガルの影響があるせいかちょっと洋食風の感じなのがまた面白い。

デザートはもちろんエッグタルト。これも激うま。ちなみにここはハンバーガー風のパンが名物らしい。

ハーバーシティ

食後の散歩ということでハーバーシティというショッピングプラザへ行ってみる。巨大な書店や日本食が豊富に取りそろえてあるスーパーマーケットなどを見る。文具店を覗いたりもした。楽しいが香港にいるという感じはしなかった。

帰り道、恒例となった甘味屋「大良八記」に寄る。今日は普通の黄色いプリン。宿に戻って食べてみたら‥‥まさに北海道などで見られる甘い茶碗蒸しの味であった。



2004年03月09日(火)

[天気: はれ] (香港) 15,445歩

油条うまい

昨日隣の人が粥と一緒に食べていた油条を今日は試してみる。粥の方は白粥ではなくピータンと豚レバー入り。油条はもっちりしていて非常にうまい。もちろん粥にもあう。自宅で作れないかなと 同居人に言ってみたら、小麦粉料理のレシピ本に作り方が書いてあったとのこと。自宅でも試してみたいなあ。

スーパーマーケットで

今日は最終日なので、スーパーマーケットに行って買い物三昧。今回はかばんにかなりの余裕があるので安心して買うことができる。Ovaltineやコーヒーの3 in 1を買う。砂糖とミルクの粉末が混ぜてあって、お湯を注ぐだけでのめるというやつである。

一旦宿に戻り荷作り。瓶などの割れやすいものは、機内持込となる私のバックパックに入れ、それ以外はできるだけ同居人のスーツケースに詰めこむ。

鳥インフルエンザの影響

ホテルをチェックアウトしたらスターフェリーでセントラルへ。エアポートエクスプレスのチケットを買って、ホンコン駅でチェックインを済ますことができる。エアポートエクスプレスは4人分まとめて買うと割り引きがあるのがうれしい。キャンペーン中だけの割り引きなのかな。

昼食は香港最後の食事なので、ちょっとリッチにいこう。ガチョウのローストが有名なレストランへ。ところが、思わぬところで例の病気の余波が。鳥インフルエンザ流行の影響でガチョウのローストは販売を控えているとのこと。鶏肉は大丈夫なのだが、ガチョウは出していないらしい。仕方なく、チキンのローストをオーダー。もう1つ期待していた蛇スープもなく、はずれ続きであったが、味については文句無し。これまた上品な昼食であった。

食後、近くの店でエッグタルトを買う。何でもパッテン総督のお気に入りの店だそうだが、普通の街のパン屋さんのような雰囲気でなかなかよかった。

駅まで戻り、空港までの電車内でエッグタルトを食べようと思ったら「車内飲食禁止」の表示を発見。しまった、そうだったか。

というわけで、空港到着まで我慢。

おすすめOctopusカード

Octopusカードを使ってコンビニで買い物。残額をできるだけ減らそうという考えだった。空港のロビーで美味しいエッグタルトを食べてから、エアポートエクスプレスの窓口でOctopusカードの清算をする。デポジット分の50香港ドルだけ戻ってくるのかと思いきや、残額がすべて返金された。デポジットのおかげでチャージが赤字になっても35香港ドルまでは大丈夫だし、街中のコンビニでも使えるところは多いし、非常に便利なカードだった。香港に着いたら先ず最初に買うべきものの1つであると思う。

帰りも便が違うT&S夫妻とはここでお別れ。我々は出発時刻がちょっとだけ遅いので、ロビーでお土産などを買う。

出国してゲートに行ったらすでに塔乗が始まっていた。

お疲れさまでした

帰りの飛行もほとんど揺れずに成田空港に到着。機内食がいまいちなのは‥‥まあ仕方ないか。

帰りはJRの快速を使ってみる。時間はちょっとかかるが乗換えが少ないので楽と言える部分もある。自宅到着は23時過ぎだった。

3泊4日の香港旅行もこれで終了。同行してくれたT&S夫妻、どうもありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

調べてみたら1998年以来久々の香港だったが、再訪したい気持ちが強くなった。次回の旅行では香港でトランジットということにして、数日遊ぶというのもいいかもなあ。



yasunori@kimuralab.org