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1999年1月6日
新宿区改代町2
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一月二日の朝湯は残念ながら帰省中だったので銭湯めぐりはできなかったので、今日は今年初めての銭湯めぐり。神楽坂周辺を攻めることにした。
最初に訪ねた銭湯がなんと正月休み。通常営業は明日からだという貼紙を見て呆然とする。しかし、ここは比較的銭湯が多い地域なので、めげずに別の銭湯を探索。少し歩いただけですぐに町名が変わるこのあたりは道も細くて意外と住所だけでは見つけにくい。やっと見つけた「竹の湯」に入る。
高い煙突はあるのだが、ビル銭湯である。フロントでサウナ料金も払い、黄色いタオルを受け取る。ここのサウナは浴室の中にあるのではなく、脱衣場から直接入るようになっている。まずは髪と体を洗い、準備を整えたらサウナへ。普通はサウナ内には雑誌や新聞は持ち込み禁止になっているのだが、ここは「持ち込み専用」の雑誌が置いてある。雑誌を読んでいるとあっという間に時間が経っていて驚く。出たり入ったり、三回程繰り返してから浴室に戻る。
背景画はタイルのモザイク画、雪の積もった山の絵だ。その前に並ぶ湯舟は中温の座風呂、高温の風呂、電気風呂の三種類。さらにその横にサウナに入った人のための水風呂がある。サウナでのぼせ気味だったので高温の風呂は避け、中温の座風呂であたたまる。今日の入浴剤はローズマリーとマジョラム。
ここには森林浴もある。今までに見た森林浴は湯舟の上にガラスの大きな箱で部屋を造り、その中でフィトンチッドの霧を吹き出させるものだったが、ここは湿式サウナの形式だ。しかも、私は風邪気味で鼻がつまっていたため、森の香りも全然感じることができず、湿式サウナそのものだった。
ずいぶんゆっくり入ってしまった。のぼせ気味だがいい気持ち‥‥。
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